性感エステ

１日目

先程の、電気カミソリのユリ子さんが押し入れから布団を取り出し、

床に布団をしいた上からバスタオルをシーツ代わりにして、たくさん広げました。

そのあいだに、ややポッチャリのサツキさんが、透明な液体が入ったボトルを持ってきました。

オイルでした。

｢じゃあ今からマッサージの講習をやるね。

うちのお店はデリヘルとは少しサービスが違ってて、まずお客さんをアロマオイルで全身マッサージするんだよ。

だからネイルも出来ないし、爪もきちんと切っておかないと駄目だけど、大丈夫？｣

私ネイルシテマセン。
ダイジョブデース。

そんな意味を込めて、両手の爪をサツキさんに見せました。