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キミとすれ違う廊下
ムクツナ学生パロ
*同じ学校設定
何気ない学校生活の中六道骸はとある少年に恋をした
意外にこの無駄に広い敷地内でいつも昼休み決まった時間に六道骸の好きな彼がこの廊下を歩いてくる
骸はそれを狙って景色を見るふりをしながら彼を見ているのだったー…
「…はぁ、相変わらず綱吉君可愛いですね」
「……めんどい」
骸様の隣でいつも沢田綱吉の事を聞かされている俺の身にもなってほしい
というか、どうして沢田にはそんなに奥手なんですか
女の子には手慣れてるくせに
確かに沢田は女の子ではないが…
「千種、何してるんですか?早く行きますよ」
骸様が沢田綱吉を見送ったのかそこに沢田の姿はなかった
「…骸様、なんで告白しないんですか」
何度同じことを問い掛けただろう
良い具合にはぐらかされて答えは返ってこなかった
めんどいけど…気になる
――――――
まったく、僕だってしりませんよ
彼の事になると臆病になるんです
嫌われたくないので…ね
本気で恋したことないんですから初心者なんですよ僕
昼休みただ君を廊下の隅で見送るだけ
きっと、僕の存在すらしらない彼を思えば苦笑するしかなかった
今はまだ見てるだけでいいんです
なんて…僕らしくない
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