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「嘘つくなぁ!」
龍は思いっきり拳を振り上げたっ!
ドカッ!
「痛ったぁ~!
龍!
何しやがる!」
武が龍に殴られ痛がっている
「えっここは?」
「龍の部屋だよっ!
龍、気絶してずっと起きないから心配しちゃった…」
奈々の目は赤く腫れていた…
さっきのは夢?
凄まじく長い夢?
鬼部龍太郎って…
ハクダ…
龍は頭の中を整理し
気絶した時を思い出した!…
「あっ!
姉ちゃんは!」
「自分の部屋からでてこないよ…
早く占竜さんこないかなぁ…」
占竜さんがこっちにきてくれているんだ…
婆ちゃんも爺ちゃんも家に向かっているハズだ…
ガタンッ!
グェ~~
姉ちゃんの部屋から変な声が聞こえる…
なんだ!
三人は香奈の部屋を覗きにいった…
キィ~
香奈の部屋をコッソリと三人で覗く…
香奈は胸をかきむしり苦しんでいた…
「姉ちゃん!」
三人は慌てて香奈のそばにいくと
香奈は白目をむいて泡をふき痙攣していた!
そして香奈はグッタリと動かなくなった…
ヤバい!
なんかヤバい!
龍は香奈の心臓に耳をあてるが鼓動が聞こえない…
息もしていない…
龍は救急車を呼ぼうと携帯を取り出した!
バタンッ!
「龍ぅ~!」
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