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龍は蛇が出た場所が庭だと占竜に伝え
みんなと庭を調べにむかった…
「ここが蛇のでた場所です!」
「なるほど…
凄まじい邪気が残っているな…」
占竜はペンデュラムをクルクルとまわしながら歩き回っている…
「龍!
こっちの空き地は?」
「この前、解体され…
あっ!
それからおかしなことが起き始めたんだっ!」
占竜は空き地を調べると一つの石を手にとった…
「封印石が…」
解体作業をした時に
数ある封印石の一つが壊されていた…
占竜はどこに蛇神はいるんだと
ペンデュラムをグルグルとまわす…
龍は思い出したのか、占竜に蛇が逃げた場所を伝える
「そういえば、黒い蛇は軒下に入っていきました…」
占竜は何っ?
と軒下をのぞく…
「ここからじゃ無理だ…」
占竜は家の中に入りウロウロしていると、ペンデュラムがある場所で急激に
回りだした!
「この下だな…
裕美ちゃん!」
裕美は慌てて車から道具箱を持ってきた…
畳をあげ板を外すと
一本の鉄パイプが地面に刺さっていた…
「井戸か…」
占竜は裕美ちゃんが車から持ってきた大きなスコップで
鉄パイプがささっている場所を掘り起こすと
大きな石の板がでてきた…
龍と武と占竜は石の板をどける…
その下は井戸になっており
底が見えないくらい深かった…
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