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ここは蒼牙の住む村・・・
シーズルスという村だ。
村には似合わない豪邸が一つだけある。
この豪邸が蒼牙と守が住んでいる家だ。
二人だけで住むにはとてつもなく大きい。
蒼牙は自分の家の前に転移していた。
家のドアを開けて中に入る。
蒼牙「ただいま~」
玄関に向かうって走ってくる男の子がいた。
蒼牙の前で止まる。
守「兄さん!!十分で帰ってくるんじゃなかったの!」
蒼牙「ごめんな。今から稽古してやるから」
守「当たり前!」
蒼牙「中庭に行くぞ」
蒼牙と守は中庭に向かった。
中庭には草木が一切なくとてつもなく広かった。
蒼牙「さぁ~こい」
守「行くよ!はぁ~」
守の周りに青いオーラが舞い上がる。
蒼牙「(・・・荒々しい魔力だな・・・)」
守「氷剣・ブリザード」
そう言うと守の右手に氷の剣ができる。
蒼牙「魔武器錬成できるようになったんだ」
守「いつまでも子供じゃないから」
守は氷剣を構え蒼牙に向かって走り出す。
だが蒼牙の姿が消える。
守「えっ」
蒼牙「後ろだ」
守は振り返りながら氷剣を蒼牙の頭に目掛けて振り下ろす。
蒼牙は手刀で守の氷剣を砕いた。
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