第一章 世界

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守「(ゼロ距離・・・なら!)」 蒼牙「(魔法かな)」 守は砕けた氷剣を捨て蒼牙の顔に向けて両手を前に出す。 守「『アイスロスト』!」 守の両手から吹雪が放出される。 蒼牙は平然と立っている。 守「魔法が効かない!?」 蒼牙「止め!」 守は蒼牙の声に驚き魔法を撃つのを止めた。 蒼牙「何度も言ったけどお前の魔法は氷属性が多い。氷属性の魔法は魔力の高い相手には効きにくい。他の属性も使えるだろ?」 守「氷属性で兄さんに勝つんだ!!」 蒼牙「あっそう」 守「そういや学校から呼び出しあったよ」 蒼牙「えっ」 守「校長室にこいって言ってた」 蒼牙「先に言えよ!!」 蒼牙は学校に転移しようとした。 守「兄さん、稽古は?」 蒼牙「また今度だ。転移!」 蒼牙は転移した。 守「はぁ、一人で何をしたらいいんだか・・・」
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