1曲目

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「無呼吸」 納得出来ない心を 無理矢理納得させて 息苦しいくらいの焦燥 無理矢理掻き消す 嫌に早い鼓動に 深呼吸をひとつ捧げ 私は歩く速度を僅かに上げた 弱い僕にはお似合いの保護術 気付きたくないから使う逃走術 咲いた不安は乾燥剤をばら蒔いて 枯れた蕾に変えてしまえ ほら、またひとつ 僕は嘘をぼやかした 水はやらない だってまた咲いてしまうから 一度枯れさせた蕾に 咲かせる花など何処にもない end.
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