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「私の心が寒いとき」
心がいつも寒いとき
心が違えたときだった
ひとりで歩く帰り道
ひとりで佇む駅のホーム
ひとりで横になるベッド
冷えた手を温めてくれるあいつを
私の言葉が傷付けていた
バカみたいに求め続ける私の心は
いつも渇いて潤いを求めていて
淋しいなんて言えないよね
だって私が悪いんだから
呪文のように毎回唱える言葉は
あいつが一番嫌いな言葉
こんな状態の時に限って私は
いつも求めてしまってる
心が寒いと感じても
心は違えているから
冷えた手を握ってくれる
あいつとの心の距離は
いつもより遠い
end.
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