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俊とは4ヵ月前バイト先で出会った。
バイト先で意気投合しなんでも話せる仲になり、光輝のことを忘れられない私を知りながら俊は私に告白をしてくれた。
俊のことは好きだけど、光輝のことを忘れられてない。
そう言い断るが。
俊は予想していたのか…
『里奈が元カレを忘れられないことは知ってる。忘れろなんて言わない。だって忘れる必要なんてない。里奈はその過去も含めて里奈なんだし、俺は、そんな里奈が好きになった。俺は全てを受け止める。心に空いた穴を埋めたい。俺じゃ力不足だったら…その時は容赦なく振ってくれ。』
すごく嬉しかった。
こんな私を受け止めてくれて、肩の力が抜けた気がして…私は俊と付き合うことにした。
実際俊はすごく優しくて光輝のことを思い出して涙を流しても、ずっと黙って抱きしめていてくれる。
こんなに優しくて私を思ってくれる人はいないと思った。
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