私の執事

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サナはいつも目覚めが悪い為、スバルはいつも起こすのに手をやいている。 しかし、スバルは毎朝サナの可愛らしい寝顔を見るのが好きで楽しみにしているのも事実。 スバルはフッと笑い、ベッドに片膝をついてサナの両肩の横に手をついて顔を近づけていく。 「サナ様…? そんなに私に優しく起こして欲しいのですか?」 そう言ってサナの耳をペロリと舐める。 サナは体をピクリとさせるが、いつものようには起きない。 「…。」 おかしいですね…。 「サナ様…失礼しますね。」 そう言って耳から少し降りてきて、首筋に舌を這わせると… サナの体はビクリと反応して甘い声が洩れる。 「…ふ…っん…ぁ?」 なんて声をお出しになるのでしょう…。 ……苛めて差し上げたくなりますね。 ・
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