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「クス…
今はこれで我慢して下さい。」
そんなスバルの仕草が余りにも色っぽくてサナは目眩がする。
やっぱりスバルが好きだな。
…とサナは自分の唇にそっと自分の指をあてる。
スバルが触れた所が熱い…。
急に胸がキュンと苦しくなり、スバルをチラ見しようとするとグイッと引っ張られた。
…チュ
スバルの唇が小さなリップ音をたてて離れていく。
真っ赤になってスバルを見つめるサナ。
「やはり…私が我慢出来ませんでした。」
スバルはそう言って大きな自分の胸にサナを閉じ込めた。
サナはドキドキしながらスバルの胸の音を聞き、目を閉じる。
「…仕方ないなぁ。ちょっとだけだよ?」
スバルはクスリと笑いながら、サナを抱きしめる腕にギュッと力を入れた。
「ありがとうございます。
サナ様。」
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