カムアウト

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「こんなのは?イケるぅ~?」 僕の方に携帯の画面を向けた。 見ると、そこには熊みたいに毛深いゴツく太ったおじさんの画像が写っていた。 しかも……裸で!! 「な、な、なにこれ…」 恥ずかしくなりながらも、目をそらせず見つめてしまう。 「ん~?ネットで落とした画像だよぉ~。僕こういうひと好きなんだぁ~」 ミキちゃんは相変わらずあっけらかんと言った。 「こんなのもあるよぉ~」 次に見せられたのは、そんなごっつい毛むくじゃらのおじさんふたりが、裸で抱き合ってキスをしている画像だった。 言葉も失って見てしまう。更にミキちゃんは 「あとねぇ、これとかぁ~」 そこには、でっぷり太ったおじさんと、たくましいカラダのおじさんが、すごい体勢でエロいことしてる画像だった。 …しかも片方のひと、斉藤さんにちょっと似てるかも… 「ケンちゃん、たっちゃったぁ~?」 いきなりミキちゃんにズボンの前のふくらみを触られた。 ビックリして思いっきり後ずさりしてしまった。 「アハッ、やっぱりたってるぅ~アハハッ」 正直、僕は思いきり興奮してしまっていた。 「ねえケンちゃん、ぼくもたっちゃったよぉ~、ためしにエッチなこと、してみるぅ~?」 そう言うと、ミキちゃんは笑顔で僕を見つめてきた。
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