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「葵
同じクラスになれると
いいね~」
「うん♪」
「そういえば
芸術選択あったけど
音楽と美…あやめ
後ろ危ない」
「えっ…」
ドーーーン
「あやめ大丈夫?」
「う…ん…なんとか
葵
何が起こったの?」
「うん…
あやめに男の子がぶつかっちゃったらしい」
一瞬の出来事で
葵自身でも分からなく
自信なさげに言った
「わりぃ~
大丈夫っすか?」
とぶつかってきた
男の子が話してきた
「いえ…
あなたこそ大丈夫ですか?」
あやめは自分より
他人を心配する
性格なので
ぶつかってきた
男の子の心配をした
葵はそういう
親友を尊敬していた
「あっ 俺?
大丈夫
こっちこそマジわりぃ
本なんか読みながら
ダチの話も
聞いてたから
前見えなかったんだ」
よく見れば
本が地面に落ちていて
もう一人眼鏡をかけた
いかにもクールって感じの男の子がいた
…
気づかなかった
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