EPISODE.2

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「これで何作ってくれんだ?」 学校が終わり 放課後にスー・パーによって 夕飯の材料をたっぷり買って 俺の家がもう見えたところで 俺はながれに問いかけた 「買い物に付き合うだけじゃなかったのか?」 「だってながれの飯うめぇじゃん」 弁当は自分で作っているらしい たまにちょっと貰うときがあるのだが うまいんだよな 「なっ//お主プレイボーイじゃな」 まったくそんな笑顔でほめられたら・・・・・っというながれはさておき 家の門をくぐり鍵を開けた 鍵が閉まっていたということは リルは出て行ってないということだ まぁ食材は多く買ってきたから大丈夫だ ガチャリと音を立ててドアを開ける 「ただいま」 「お帰りご主人様」 リルがそのワイシャツから零れ落ちそうな胸は 腕に挟まれその威力を増した そして三つ指ついて・・・・・・・ こいつ着物似合うんじゃないかな でも俺の心の感情をとにかくうめたのは うれしい その感情だった 一人暮らしの俺にとって ただいまといえばお帰りが帰ってくるなんて うれしいことなんだよ
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