EPISODE.1

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「くそっ何でこんな時間に飯買いにいかなきゃなんねぇんだ」 暗い夜道にだるそうにため息をつきながら歩く その少年は自分のポケットから 携帯を取り出し開ける 一瞬にして照明がつき そこら辺一帯ががほのかに明るくなる 時間を見ると 20:48を回っていた また暗い夜道にだるそうにため息をつきながら歩く 「だりぃ」 俺の独り言は悲しくそして虚しく  夜の闇に消されてゆく 俺の名前は神流「かんな」イクト 高校2年生だ 学力は並 運動は出来るほう 彼女はいない あと少し目つきが悪い よく不良に間違えられるが 決してそんなことはない まぁ喧嘩は強いほうだと思っている しかし喧嘩は好きではない
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