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朝の登校中、涼の背後から聞き慣れた声がした
渚》涼~野球部入るんだって?
涼》顧問がおもしろそうだったからね。
渚》それだけ?
涼》一瞬だった。素人でもわかる。あいつの球、はぇぇ
渚》先生そんなに凄いんだ。
涼》まぁやるからには上を目指す。
渚》じゃ私も応援しよかな。マネージャーで。
涼》ありがと。でもまず部員。
渚》そだね、部員。
教室で…
涼》翼~部員どうする?
翼》心配ない。あの先生、あと1人って言ってた。全部1年らしい。
涼》すげぇ。どんな奴なの?翼》まずキャッチャー候補は佐々木 大和って奴だ。中学時代はハンドボールのキーパーらしい。
次に主砲候補は高野 慎。中学時代はバスケ。
俊足の永田 賢と久保 翔。
肩の強い山倉 徹平と加藤 登らしい。
涼》経験者は?
翼》0。
涼》大丈夫かな。
翼》さぁ。
涼》てゅーか第二とか勝手に作っていいのかね?
翼》公式戦出れないとか?
涼》したら意味ねぇ。
翼》まぁ部活行ってからだな。
涼》ああ。
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