~~第四章~~

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決戦当日。渚を含めた9人に敬二が言葉をかける 敬二》お前らなら大丈夫だ。相手が仲田でも勝てるぞ。 オーダーを発表する 1 遊 久保 翔 2 中 永田 賢 3 二 酒井 翼 4 一 高野 慎 5 捕 佐々木 大和 6 投 和田 涼 7 右 山倉 徹平 8 左 加藤 登 9 三 本田 渚 では試合時間まで解散。 涼》渚、大丈夫? 渚》今日だけだから平気。それに私結構守備うまいんだよ。 涼》昔一緒にやってたもんね。 渚》私が男だったらピッチャー目指して頑張ってたのに。涼》そろそろ始まるぞ。    そして試合開始 仲田》君がピッチャーの和田君だね。よろしく。 涼》よろしくお願いします。 一回表、第二野球部の攻撃。三者三振 翼》手が…出ない 一回裏、 涼が初球を投げた。『カーン』鋭い打球がサード方向へ 『パシュ』渚が華麗にさばいた。 涼》ナイスプレー!大丈夫。 渚》OKOK。 涼は高速スライダーを武器に2番3番を三振に仕留めた。 二回表 4番 高野 初球は空振りで2球目はかする。そして3球目 高野》とらえた。……えっ 審判》三振!バッターアウト! 高野》フォークか、しかし速い。 5番大和も三振。そして6番の涼。 涼》っしゃあー 仲田》ふんっ 『スパーン』審判》ストライーク 『カンッ』2球目ファール。3球目 涼》フォークとらえたー 『パーン』 審判》ファール 4球目 『ズバーン』 審判》バッターアウト 涼》おっしい 仲田》やつは侮れん。 二回裏 4番 ピッチャー 仲田 涼》まけらんねぇ。 涼は渾身のストレートを投げた。 『グァキーン』
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