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彰「…そ。何してもらおうかな~」
ルンルンと鼻歌を歌いながら瑠花を見ると、瑠花は心底嫌そうに眉を寄せている
サラサラしたこげ茶の髪
小さい顔に大きな目が強調されて
白い肌にピンクの頬と紅い唇が浮き彫りになる
ぷっくりとした唇に自然と目が止まって、ピンときた
彰「…決めた。ちゅー、して?お前から」
瑠「…、はっ…?」
彰「奏とイチャついたんだろ?このくらいのお仕置き、当然だと思うけど」
少しだけツンとしながらそう言うと、瑠花は声にならない声を上げる
瑠「~~~っ!!無理だよっ」
……だろうな
コイツぜってぇ自分からはしないタチだからな
やっぱ無理か…と思いながら、何も言わずにテレビに視線を移す
キスくらい、俺がすればいい話
だけどやっぱり…好きなヤツからだったらしてほしいって淡い期待を抱くもんだよ、男って
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