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「………ふーん」
つまり、二年以上、ってわけか…
何となく二人が纏(マト)っていた雰囲気を思いだして、妙に納得する
お互いがお互いを大切にしているような…、隣にいることがもはや当たり前のような…
俺好みのドストライク美少女だからっていうのは関係なく、俺も誰かを心底好きになってみたいと素直に思う
「…………くっそー、羨ましい」
ポロリと、素直に感情が口から溢れた
慌ててキョロキョロ辺りを確認するが、午前4時に外をふらついている奴なんて、そうそういるわけもない
あーあ…、寝るか
幸せを分けてもらったような、見せつけられたような、そんな複雑な気分を抱えながら部屋に急いだ
ただ、日浦君と美少女カップルに負けないように俺ものんびり、幸せを見つけてやろうと思う
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