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「はぁ、わかりまし」
正臣が呆れた顔をしながら
わかりましたよっと
言おうとするが、
正臣はそれ以降の
言葉を発する事なく
目を大きく開け固まった。
…臨也が正臣ではない
方向を見て
大切な人を、大好きな人を、
幸せそうに見つめていたからだ
「臨也さ『ごめんね。』」
「え?」
正臣の言葉を遮り臨也が話す。
『惚気話しはまた今度にするよ
。』
じゃあ、またね。っと
言いながら
臨也は走って正臣から離れる。
そして、
『シズちゃーーん!』
っと大きな声で
バーテン服の男の名を呼ぶ。
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