惚気話し

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    「てめぇ、声がでけぇんだよ! 毎回毎回言ってんだろ もう少し静かにしろってよ。」 っと静雄に怒られるが臨也は 『あは、ごめんね。 だって早く俺に気付いてほしか ったんだもん。』 っと笑いながら話す。 2人のやりとりを 遠く後ろの方で正臣が見ている 「 (…さっきまで俺に向けてた のとは、また違う顔だ) 」 「 (やっぱりあの人には敵わな いの、かな。) 」 「 (少しだけ、少しだけでいい から…その笑顔を俺に向けてほ しい。) 」 「帰さない、かぁー。」 「…ねぇ、俺帰っちゃうよ? 帰さないでよ、引き止めてよ。 引き止めないと帰るよ? こっち向いてよ、臨也さん。」 っと正臣は言葉を発するが 正臣の声は誰にも聞こえず 消えていった。 ( シズちゃん!この後暇? ) ( あー、今から昼飯食おうと  思ってた。 ) ( じゃあ、お寿司食べに行こ!  この前おごってくれるって  シズちゃん言ったよね!! ) ( はぁ、しゃあねぇな。  大トロだけおごってやるよ ) ( なんで、大トロだけなのさ ) ( てめぇが大トロつったんだろ  …あー、嘘だよ。  なんでもおごってやっから、  そんな顔すんなよ、…な? ) ( ふふ、シズちゃん大好き! ) ( つか、てめぇさっき  誰かといたよな?来良の奴 ) ( えーっと、ああ、紀田正臣。  そんなのどうだっていいから  早くお寿司食べに行こよー ) ( ちょ、わかったから  服引っ張んじゃねぇよ!! ) ▼ END イザシズ要素なかったから 最後に無理矢理してみたwww 前の話しと若干繋がってますー     てゆーか、帝人の用事が 多分杏里のお見舞いな件www     ( あの、これプリント…っと後  果物なんだけどよかったら ) ( …ありがとうございます。 ) ( あの、大丈夫?風邪…。 ) ( はい、大分よくなりました  明日には学校に行けると  思います。…………では。 ) ――バタン みたいなwwwwww ちょwwww帝人涙目wwww    
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