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｢ん……、頭痛い…気分…悪っ！！｣
俺はその瞬間
急いで洗面所へと走った
ジャー
水を出しながら、鏡に映る自分をみる
｢…最悪な顔…、イケメンが台無し…｣
自証イケメンを貫き通す俺の名前は
赤間 一
一と書いて『はじめ』
こんなにも、イケメンな俺なのに
先日彼女に振られた
…いや、振られたんだから元カノか…
確か、それが事の始まりで
友達とやけ酒
挙げ句の果てには、そこらへんに居る女をナンパしまくり
だったはず…
｢…いや、飲みすぎてたから記憶が曖昧だ…あの後どう…し…た…うわぁあぁあああああ！！｣
悩みながら自分の顔を見つめていたら
後ろに人発見！！
誰！
誰だこのやろぉ！
と思ってもパニクっている俺は
挙動不審？
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