銃口と鋼鉄と、それから君と

二話・スパナと正座とため息と……

今までに出てきた敵

兵士(ポーン)級

全長・約1.5m

全幅・約0.7～1.5m

だいたい1000匹単位で行動する、蟻に酷似した小型種。
数だけは多いが、直線的な動きしかしないので対処しやすいのが特徴。

遠距離から一掃するのが常套手段である。

しかし、一度でも取り付かれれば危険。
《ポーン》の顎は強靭で、MTや戦車の装甲をたやすく噛みちぎる。

城壁(ルーク)級

全長・約18～20m

全幅・約10～12m

敵の主要戦力。

MTよりも一回り程大きな、神話にでてくるオークやトロルのような化け物。
100～200体程の集団で行動する事が多いので、練度の高い部隊か、数で対抗しなければ対処は難しい。

それに、伊達に城壁(ルーク)級と名付けておらず、MTの持つ50mmでも数十発撃ち込まなければ活動停止にはならない。

現状での有効な対処方法は、やはり遠距離から撃ちまくるしかない。

騎手(ナイト)級

全長・15～17m

全幅・9～11m

MTとほぼ同じサイズの化け物で、移動能力と戦闘能力が高い種類。
しかし、機動性の代償として他の種類よりも耐久性が大きく下回っているので、一体だけであれば歩兵部隊でも対処は可能である。

あまり集団では行動せずに単独で行動し、戦場を掻き回す。

この種は、戦車や戦闘車両を優先的に狙う事が確認されている。

姿としては、蜥蜴と人間を足して、2で割ったような感じだ。