堕チタ男

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それから、幾度も喧嘩を売られた。 そのつど、断った。 やる意味がない。 ただ、武宮は違った。 やる気のない、俺についてくる。 同じく喧嘩を封印して……。 それから、俺の事を人は言う。 堕ちた喧嘩師……。 「どうしたボーッとして」 武宮が顔を伺うように声をかけてきた。 「いや、何でもない」
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