壱 ♀

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「嫌だ」 そう言うのと同時に体の向きを直し机に突っ伏した。 その時、あたしの目に写った最後の男子生徒の表情はそんな馬鹿なと言わんばかりの驚愕に包まれていた。 こうしてあたし達は出会ったの。沁々と思う、ファーストコンタクトが最悪な程その人の良さを見出だせて恋愛が旨くいくんだと。
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