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まぁ、この辺で片鱗を書き出すところなんだが割愛させて貰おう。え~と、取り敢えずSOS団、結成のところまで飛ばそう。 それは暖かな日差しによりウトウトしていると突然後ろ襟を捕まれ引っ張られ、後ろの机に頭をぶつけられた。俺は気を失い、机に突っ伏していると、いきなり背中を思いっきり叩かれた。 さすがにキレ立ち上がるのと同時にこの二つの出来事の主犯の本意を向いた。 「いってぇじゃねえか!?」 「気がついた!?」 ハルヒは晴れ晴れした表情でそう言ってきた。 「何に?」 「無いんだったら自分で作れば良いのよ」 「だから何を?」 「部活よ!」 俺は一瞬無言になり、回りの様子を確認しハルヒに座るよう命じた。そりゃ、そうだろ、今は授業中なんだから。
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