第二章 マーキュリー

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話が終ると俺は薫とともに水星からワープし、薫の部屋に戻ってきていた。時計をみるとだいたいあっちにいたのは1時間弱だった 「驚かせてすみません」 と薫が謝ってきた 「いや、薫が謝ることないぜ。一番悪いのは冥王星だ。だから顔をあげてくれ」 「そう…ですか」 とさらに暗くなっていた これ以上いっしょにいたらこっちまで暗くなりそうだ。なんせあんな話聞かされたら無理もないだろう 「じゃあここらで帰らせてもらうわ。俺も帰って話をまとめたいしな」 「わかりました。たいした持て成しができず、すいません…」 とまだ謝ってくる ああもうどうにかなりそうだ 「じゃあアクエリアスから連絡あったら教えてくれよな」 と言って俺は薫の家をあとにした まったく…大変なことに巻き込まれちまったぜ
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