第三章 ビーナス

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アクエリアスの話しがあってから5日がたち、その間俺はいつものつまらない学校生活を過ごし、たまに薫と廊下であったときに、アクエリアスから連絡があったかと毎回聞き、そのあと少し雑談するのが習慣化し、それがこのつまらない学校生活を潤しているのは言うまでもない事実だ。 俺が木下とのんびり昼休みを過ごしていると一件のメールがきた。薫からだ。 メールの内容はこうだ 『先程アクエリアスから連絡がありました。すぐにグランド近くの芝生に来てくれませんか?待ってます』 やっときたか…… 俺は木下にテキトーな言い訳をして、薫の待つ芝生へ走って行った
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