花火と告白

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春に出会い 夏を想い秋冬を越えて―― 過ぎゆく時間(とき)の中で出会う人々 その中にあなたはいた 打ち上げ花火の音と共に耳元で囁く 「お前のことが好きだ」 過去の傷さえ癒してくれそうで 飾らず隣で笑い合えること すぐに答えを出せなかったのは 迷いと照れ 周りの反応が心配だった らしくないと心に吐き捨て 返事は OKで 安堵するあなたの顔が 花火に照らされ優しく映し出す 大切にしてくれてる 気持ちが伝わる その優しさに少しは甘えてもいいのかな わがまま言って振り回しちゃうかも!? この先どうなるかなんて 神様にもきっとわからない もし二人が転んだときは 近くにある小さな幸せを 一緒に探そう そして 新しい春・夏・秋・冬を 一緒に越えて―――― 行けたらいいね
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