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「それじゃあ始めるぜ。優哉の話の続きを…」 ジュースの入ったコップを菜月に差し出しながら涼也がそう言う。 彼のその言葉に菜月は小さく頷いた。 これから彼の語る話は優哉が初めて殺人事件の捜査に関わってから約1年後。優哉たちが中学3年生になったときの物語である。
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