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無限に広がる宇宙の彼方に浮かぶ青い惑星“地球”…
そこには21世紀の文明が築かれていた。
2010年 東京
ワイワイと騒ぐ高校生が学校に通い、サラリーマンは朝のラッシュで大忙し。
そんな中、ある少女が学校でパソコンをいじっていた。
「♪ウィルスを入れるとプログラムは消滅か…♪」
可愛いらしい声とは反対に恐ろしいことを考えていた。
漆黒の髪に茶色のくりくりとした瞳で肌が白い少女・恵里は小さい時、機械をいじって分解したり構築したりするのが好きだったおかげで美羽学園情報デザイン科に入ったという。
「あぁ…宇宙に行きたいなぁ…宇宙に生命体いるのかな?」
青い惑星“地球”だけではなく他の惑星…地球に似た惑星に行きたいと願っていた恵里だった。
ただの独り言で始まるとは思わなかったのだ。
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