1人が本棚に入れています
本棚に追加
ベル「っつーか、今ごろなんだけどさ……シーラ、アミュレット作るとかできるんだ?」
シーラ「材料が揃ってればね。作るって言っても、装飾用のアクセサリーと、媒体にする宝石をくっつけて、石に護りの魔法かけるだけだし……」
ベル「それって、簡単なのか?」
シキ「んなわけないだろう。」
ベル「へ?」
シキ「石に守護魔法を半永久的に定着させるのには、かなりのテクニックが要る。まあ、シーラならできるだろうな。」
カエラ「シーラは魔法の繊細なコントロール得意だもんね。」
アルク「大雑把なカエラとは大違……」
ゴッ、
言い終わる前に、カエラの鉄拳制裁がアルクにクリーンヒット。
アルク「ってぇっ!何すんだよバカエラ!」
カエラ「あんたがいちいちうっさいからでしょっ!」
アルクとカエラの言い合いを、他のメンバーは笑って見ている。
学校と変わらない、いつもの風景である。
シーラ「さて、と…ふぅー……」
深く息を吐き、シーラが集中に入る。
シーラ「……」
リオン「……」
シーラが魔力を微細にコントロールし、アクセサリーと宝石を1つに合わせようとする。
その時、
最初のコメントを投稿しよう!