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シキ「・・・そういや、話戻すけどさ、」
と、シキが恋バナに話を戻す。
シキ「ベルは?好きな人とか、付き合ってる人って今いないんだっけ?」
ベル「えっ、俺?」
アルク「そういや、去年の今頃に卒業した先輩を別れてから、あんまそういったこと聞かないなぁ。」
カエラ「で、どうなの?アカデミー1の色男www」
ベル「1じゃねえし、あれ以来恋人はいねぇよ。しいて言うなら、今はシーカーが恋人かな?」
シーカーとは、フローライトの国技になっているスポーツである。
国技となっている程に、国内では人気の高い球技で、ルブルックアカデミーにもチームがある。
シーカーチーの総数は計り知れないほど存在している。
アルク「おぉー、言うねぇwww」
シキ「頑張ってるなぁー。」
シーラ「次の大会も応援いくね。夏だったよね?たしか。」
ベル「うん。7月にね。勝ち進めば王都で本戦があるんだ。」
リオン「その大会で6年が引退、そしたらたぶんベルがキャプテンだろうね。」
ベル「いやいや、俺なんかまだまだ。」
カエラ「なに言ってんのよ。あんたほどストイックにやってる奴、他にいないでしょ。」
シキ「実業団に引き抜かれたりするんじゃねえ?」
ベル「・・・そうだなー、そうなるといいな。一生シーカーやっていくのが、今の夢だからさ。」
それからまた、他愛のない雑談で夜が更けていく。
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