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コンコンッ
ガチャッ
優「充さん?」
こちらも、袴から白のフロックコートのスーツに着替えた充が、ウロウロ歩き回って居た。
充「優菜…どう?」
優「ステキ…です。
充さん、少し落ち着いてくださいよ。」
稔「そうだ。…もう少し落ち着け!!」
充「いや…雅のドレス、まだ見てないんだよな。
実晴のやつ、見せてくれなくて。」
優「すごく…ステキでした。」
由「みつるしゃんは…王子さま?」
稔「うん、王子さま♪俺が見ると…玉子さま。」
ゴンッ
稔「充…手加減を知ろうよ。」
由「マロンの…玉子しゃま?」
優「由来里…ゆーたんは会場に行くけど…どうする?稔さんにサラちゃんのところに連れてってもらう?」
由「うん♪」
優「稔さん…いいですか?
私、息子を見てきます。」
稔「確か、マーサがさっき抱っこしてたよ。」
優「はい…。」
優菜は、ゆっくりと控え室を出て、パーティー会場へ向かった。
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