第1話 少年カイト!

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                     ガチャ カイト「ただいま~」 カイトは母に聞こえないように言った。 物音を立てないように靴を脱ぎ、ふと顔をあげるとカイトの母が鬼でも土下座して許しをこうのではないかと言うほどの形相でカイトを睨んでいた。 カイト「うわぁ‼」 そう言うとカイトは手に持っている木の枝を背中に隠し、とっさに母の方を向いた。
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