終わり…そして…始まり

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「弍号機……」 量産機に内臓や肉片が喰われ、右腕の骨や肋骨が飛び出している。 エントリープラグだけはなんとか残っていた。 アスカ…… 僕はひたすら弍号機の残骸を登った。 流れた体液のせいでヌルヌル滑ってうまく登れない。それに血生臭い悪臭のせいで息苦しい。 それでも僕は登った。 アスカが生きていると信じて……
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