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銀『けっ誰がてめェらなんかに…』
差し出された手には目もくれず
銀時は帝を睨みつけた
しかし
帝はクスクスと笑い出す
その行為に銀時は目を細めた
帝『…いいのか?』
銀『何がだよ』
帝『そいつらが死ぬことになっても…』
銀『…は?意味分かんないんですけど』
帝『そのままの意味さ。お前が大人しく俺の言う通りにするのならば周りの奴等に手を出すつもりはない…どーする?簡単なことだろう?お前に選択の余地などない筈だ』
そう言って己の刀を抜き取り
見せ付けるようにペロリと舐める
銀『んだと…』
このままじゃこいつらに…
…天人が数十体
数は圧倒的こちらが不利だ
だがどうにもならねー数じゃねェ
なんとかなる
だがあの帝とかいうやろー…
殺気がむんむん伝わってくるぜ
それに
血だ
やろー血の匂いがしやがる
深くこびり付いて取れねェ
殺すことに抵抗などない
危険な匂い…
奴等の目的は俺だ
どーする…
銀時の頬にたらりと汗が流れたその時
神『バカ言ってんじゃねーヨ!!!』
神楽の声が万事屋に響いた
†
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