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真姫「雅史…なによ、その表情?私たちと会わなくて済むと思っているの?来年から教員として働くのよ?」
真姫に胸倉を掴まれながら、雅史は呆れて溜息を吐いた。その様子に茜たちも少し呆れながらも苦笑していた。
雅史「真姫さん、美姫さん…私達の学年を思い出して頂けますか?思い出されたら、来年には私達は卒業していないという事はわかりますよね?」
真姫「茜ちゃん達は卒業できると思うけど、雅史と悟の2人は留年が決まっているんでしょ?」
美姫「雅史はBLACKクラスで悟は元々勉強できないから生徒会の手伝いをしているんでしょ?来年に卒業を出来る様に…違った?」
真姫と美姫の言葉に、その場にいた生徒会役員のほぼ全員が引いているような表情を浮かべ2人を見た。
生徒会室の雰囲気が凍っているのにも気付かない2人は首を傾げた。
茜「私達6人は生徒会の創立メンバーでして、雅史は生徒会長ですよ?毎日、生徒会室に訪ねて来ていたのに気付きていなかったのですか?」
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