Section 45:教育実習終了

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生徒会室から出た真姫と美姫の2人は、怒りの表情を浮かべながら廊下を早歩きしていた。 真姫「なんで雅史なんかに、あそこまで言われなきゃいけないのよ!!小さい頃は、面倒を見てあげたのに…恩を仇で返された気分だわ!!」 美姫「そうよね。私達がいなかったら、ここまでの活躍なんか出来なかったでしょ?感謝はされても謝罪を求められる事は無いでしょ!!」 ??1「そうですよね。お2人は、感謝されなけばいけませんよね。私には分かりますよ、お2人の気持ちが。ならば、その事を主張なさってみてはどうですか?」 後ろから聞こえた声に2人は振り返ると、黒いフードを被った2人が立っていた。2人の雰囲気に真姫たちは、惹かれ始めそうになったが、すぐに冷静になった。 真姫「貴方たち、学校の生徒では無いですね。私達にどういった御用件でしょうか?忙しいので、簡潔にお願いします。」 ??2「あなた方の力をこの学校に知らしめてみませんか?私達が力を貸して差し上げますよ。どうでしょうか?」 真姫「そうね…どんなに頑張っても『自分たちより魔力があるんだから』と言って評価されなかった…。」 美姫「なのに私達が失敗したら『なんで出来ないんだ』って責められてばっかり…。わかったわ、私達の力を思う存分に振るえるなら、貴方たちの提案に乗ってあげるわ。」
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