Section 46:アルカナ来襲

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雅史達が校庭に着くと、報告に上がってきた人物が行ったと思われる大穴があり、近くにフードを被った人間が2人立っていた。 ???「やっと来たわね〜。あまりにも来るのが遅かったから、ここの生徒に勝負を挑もうかなと思っていたところよ?」 孝司「勝負をしている途中で校庭に大穴を開けたのなら、しょうがないと思いますけど…話を聞いた限り、いきなり魔法を放って大穴を開けたみたいですね?まぁ…貴方達だったら納得できます…理由を聞かせていただけませんか?」 ???「あれ?もしかして…私たちの正体、判っちゃった?隠していたのに、なんでバレちゃったのかな?」 悟「いやいや…フードを被って顔を隠していても話し方や態度で判りますよ?『私たちの気分を察せないあなた達が悪くて私たちは悪くない』という雰囲気を出して、周りの迷惑を考えないところがね?」 雅史「真姫さん、美姫さん…他人に理解されないのは、そういう自己中心的な考えで他人を思いやることをして来なかったからですよ?自分で自分の首を絞めていることに気づいて下さいね?更にその不満をアルカナに漬け込まれて利用されて…今までのツケが返ってきたとしか思えないですね。」
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