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悟「お前は、アクアドラゴン…今まで呼びかけても応えなかったくせに、今になって現れたんだ?」
悟の言葉に蒼い竜は、首を少し傾げながら落ち着いた雰囲気を出していた。
アクアドラゴン「先程も言ったが主よ…今まであなたから戦う意志を感じられなかった…だから出る事が出来なかったのだ。」
アクアドラゴンの理由に悟は、驚いてアクアドラゴンの方を見た。その様子にアクアドラゴンはヤレヤレとした表情を見せた。
悟「いやいや…何言っているんだ!?俺は、いつも雅史たちに追いつこうと必死に努力していたんだ!!」
アクアドラゴン「努力している事はわかっているぞ。しかし主…いつも心の片隅に『雅史たちがやってくれる』と思っていなかったか?口では言っていても我にはわかるのだ…どうにか戦わずに終わる手段を…。」
アクアドラゴンのさらなる追撃の言葉に悟は何も言い返せずに黙っているしか無かった。その直後、悟とアクアドラゴンの間に水の玉が通り過ぎ悟は、発射元の方へ向いた。
女帝「先程から私たちを無視してお話しをなさっていますが、ふざけるのもいい加減にしてください。そのドラゴンが現れたから何か変わる事でもあるのでしょうか?」
女教皇「女帝、倒れていた人たちが青い球に包まれてモヤの外へ行きました。あの竜の力でしょう…なら竜も一緒に倒してしまいましょう。」
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