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ん?
頭が追い付いていない
「ってことはもう夕方?」
周り結構暗い!
そんなに寝てたんだ
「田中君…」
青木さんがまだ何か言いたそうに下を向いていた
「何?」
青木さんにニッコリ笑いかける
ここまで来るのにたくさんの感情が彼女の中にあったんだろうな
けど来てくれたことが
とっても嬉しい
「青木さん!ありがとう!」
また青木さんに笑いかけてみた
「田中…君……は!」
青木さんの顔が夕日に照らされ赤く染まる
「メガネないと…カッコいいん…だね」
ほぇっ?!
青木さんは猛ダッシュで壊れそうな階段を駆けおりた
カッコいい…?
僕が?
えへへ
にやけちゃうや
青木さんから幸せ…もらっちゃったな
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