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「それで三人目、副会長の高坂悠理。妹の蕾ちゃんを母親が一番溺愛してて、兄のせいで声を失ったて知った母親の指示で。奴は何処か遠く、難民が暮す様な海外に飛ばされたよ。
日本に戻るのは難しいでしょうね」
「そうですか・・・」
何だかんだ言って、悠理は蕾を愛していた。
だけど、自分のした事で妹と離れる事になったのなら、とんだ皮肉だ。
さぞかし今頃悔しがってるだろう。
蕾ちゃんには悪いが
いい気味だ。
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