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メリーメリー将軍とある部下の話
「メリー様…また新しい患者が入りました。どうやら臓器を損傷したらしく重傷です」
「アラアラ…最近はほんと忙しいネェ…」
「全くです…ですがメリー様にとっては喜ばしい事でしょう。」
「言うじゃないかハジメちゃん…まぁ改造出来る肉体が増えるんだから戦線に文句は言えないわねぇ…フフっ」
赤く妖艶な唇がまるで男を誘うように動く官能さにクラリと来そうになるが落ちたらまさに地獄がまっているのを彼は本能的に知っている
それにこの美しい上司は男を暇潰しの玩具程度にしか考えていないのだから…
「さて患者を治しにいこうかね…準備をおしハジメちゃん…手術の用意だよ」
「了解しましたメリーメリー様」
治療という名目の改造は多分終わることなど無いのだろう
「…早く陛下直属になりたいです…」
「試験でもうちょい良い点取ればどうにかなるだろうよ」
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