36人が本棚に入れています
本棚に追加
「は・や・く話せ!!」
「む―!美紅の馬鹿!しょうがなく話してやる。座れ」
‥‥やっと観念したか。
馬鹿親父。
「で、話ってなんなのさ?」
「うむ。実はな、『美紅が16歳になったら嫁にくれ』。と言っていた友達の息子がいるんだ」
「……は?」
なにそれ?
私、そんなの聞いてないし。
「美紅、怒った顔しな―い!」
‥‥うるさい。
この、馬鹿馬鹿親父!
「私、そんなの聞いてないし、見ず知らずの男と結婚なんてやだからな!馬鹿親父!」
最初のコメントを投稿しよう!