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エクスタシーさえ、今まで達した事なかった。
いつから、こんな淫乱で欲情深い女になったのか……?!
それとも、元からあって、それが、この年になって、開花されたのか判らない。
いつもの変わらない毎日に、不満がある訳じゃない。
そんなつもりもないし、日常の毎日を過ごし、そのまま、人生を全うするものだと思ってた。
智昭とは、仕事先で知り合った。
お互い、結婚してるのでW不倫という形。
いくらお互いの家庭を壊すつもりがなくても、 誰も傷つけずに、情事を続けるのが、不可能である事位は判ってた。
でも、それでも、私はもう後戻りができない…、
智昭とのSEX、智昭の温もりの中でしか、女としての存在を意識する事ができない。
彼の中にのめり込むしか、生きる術(すべ)が見つからないでいた……。
智昭も同じく、そんな私を愛おしいと思ってくれてたし、支えになってくれていた。
でも、この先にどんな地獄が待っているのか、二人とも思いもよらなかった。
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