修羅場(ひろ美編)

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人間の持つ理性というもの、それは時に邪魔になる。  理性を持っているから人間関係を保てるし、誰にもある、あまり良くない感情やら欲望を抑える為に、理性は必ず持ってないとならないが、  時に、理性を無くして、自分の気持ちをぶつける、さらけ出す事も必要な時もある。   しかし、それが、へたをすると、修羅場へと導かれる。  なにも、修羅場とならないよう、意見を言うなりできるならその方がいい。  いつまでもストレスを抱える訳にもいかないし、言いたい事も言えないでいるのは、体にも良くない訳だし、(笑)  それがぶつかり合って、修羅場となっても、時にはそれでも、自分の思いを判ってもらうには、大事な事もあると思う。  しかし、修羅場にありがちなのが、相手を侮辱なり、恨みつらみを語るだけで、己が見えてない事が問題だ。  ムカついてる時、いらついてる時は、どうか、ご自分の顔を鏡で見る事をおすすめします。  (笑)(笑)  人にはいろんな顔がある。  そういう時、大抵、鬼のような顔してます。  これじゃあ、浮気されても仕方ないわ…………、(笑)(笑)  そう思って、自分を磨いてきました。  相手は、鏡……、これを常に肝に命じております。  こちらが浮かない顔していれば、相手もそう、  憎しみに満ちていれば、当然、そうなります。  不倫や浮気に有りがちな修羅場……、それは何も喧嘩や、暴力沙汰になる場面のみでない。  人の持つ、邪悪な心が、顔を出した瞬間、それを修羅場という。 修羅は修羅しか呼ばない。 物事が解決する事はあっても、全てがうまくいく事は、あまりない。 あの人、怒らせたら怖いから、怒らせないようにしよう……、で終わるにすぎない。(笑)
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