修羅場(ひろ美編)

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次の朝   いつから、こんなに淫乱で、欲情深い女になったのか…。 それとも元からあって、それが、この年きなって開花されたのか、判らない……。 (そうだ、今日、朝から会議ある、て聞いたような……)   「智昭、そろそろ起きないと、会社、遅刻するわよ…」    智昭は、けだるそうに、私にキスした。   「ひろ美、お早う」   「今日、会議あるんでしょ?」   智昭は、私の手を引き寄せ、隣に寝かせた。   「だめよ、智昭、時間ないじゃない……」   「まだ、大丈夫だよ。ひろ美、勃起しちゃってる……、  ひろ美を欲しがってる……、いいだろ……?」   智昭は、ひろ美の陰部を弄りだした。  「だめ、やめて……、 だめよ………!」   「ひろ美のま〇こ、なんでこんなに濡れてるの……?! 朝って、普通女は濡れないんじゃない?…このまま、入れちゃうよ…」   智昭は、ひろ美の足を開き、そのまま挿入した。   「あぁ…うっ、だめ……あっ………、 智昭、そんなに奥突いたら、  また、いっちゃう!」   「やらしいな、ひろ美は…ぐちょぐちょだよ。  ほら、くちゃくちゃ音してるよ……、  聞こえるだろ……?」   「やだ、恥ずかしい、やめて…あっ、あぁ……っ! うっ…うっ……!」   「もう、いっちゃったの? まだだよ、…まだ、続けるぞ……!」   「も……、もう許して……! いやぁ……、智昭、  くすぐったい……!、  いやっ、あぁ……」 「中で出していい?…………いくよっ……」 暫く、二人で、死んだようにまどろんだが、時計を見て、慌てて起き上がった。   「智昭、だめよ、早く支度しないと……、  先にシャワー浴びてるからね……」   二人は、ホテルを出て、智昭は会社へ、ひろ美は、一度自宅へ戻らないとならないので、そのまま、別れた。   「また、連絡する…」   「うん、判った。気をつけて…」   別れを惜しむかのように、智昭は、ひろ美にキスした。   自宅へ戻り、急いで、子供の弁当と朝食の支度を始めた。   「直樹とまゆかには、食べさせたわよ」   「うん、有難う。ごめんね、本当に…」   ひろ美の携帯が、メールを受信した。   夫の聡からだった。
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