修羅場(ひろ美編)

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聡は携帯を閉じて、倒れているひろ美に近づいた。   ひろ美の顎をとり、そのまま、ベッドへ座らせた。   「相馬智昭とは、いつからなんだ?」   答えないと……、また、叩かれる……。  「………。去年の11月から……」   「じゃあ、もう、半年、7ヶ月か……。  よくも、まぁ、子供達に普通の母親面してたよな。  俺にも、抱かれてたし……」   無理矢理……じゃない……!  更に、聡は続けた。   「こいつとどうしたい訳……?  俺と別れるのか? 子供達おいて、こいつと一緒になるか……?!」   聡の、ひろ美の顎を持つ手が、次第に喉元へと、強く絞めだした。   「お願い、やめて、そんなつもりは、ない……!」   「何発やったんだよ、こいつと……」   答えなかった。何発だったか、なんて考える余裕はない……。考えても判らない。   「許して……、 もう、会わないから……」   「はぁ……? 会わない?  こんなにラブラブなのに……?!  会わないでいられんの……?  どこがよかったんだよ……なぁ、これか……?」   ひろ美の手を取り、自分のペ○スを握らせた。   今では、それが凶器に見えていた。  「や、めて……!」   聡のそれは勃起していた……。   「なんで、お前みたいな3人も子供生んでる女が、他に男作るんだよ……!  そいつもそうだ。 なんで、主婦を 垂らし込むんだ……?! 他に、若い女、いくらでもいるだろ……!」  聡は、左手でひろ美の喉元を締め上げ、右手、拳でひろ美の左頬を殴りつけた……。  二度、三度、……ずっと続けた……。 ひろ美の悲鳴と泣き声が、部屋中に響いた。
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