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「ママ、お顔、大丈夫……?!」
「祐輔、大丈夫だよ。ごめんね、心配かけて……
保育園の方も、休ませちゃって……」
元々は、私が、こうなる結果を作った。
祐輔を抱きしめて、泣き続けた……。
「ママ、泣かないで…」
「ごめん、ちょっと、電話するから、向こうで遊んでて……」
祐輔は、隣の部屋で、遊び始めた。
「あ、もしもし、りんご……?」
「あれ、ひろ美、おひさ、どしたの……?急に………?!」
「あのさ、悪いけど、打撲の薬ないかな。
腫れが引くやつ……」
「なによ、旦那にやられたんでしょ! あんた別れなさいよ……、あんな奴さぁ……。
前から言ってたじゃない……。
浮気する男、て、大抵、暴力も振るうものなんだからさぁ……!」
隣にシュウがいた。目線をそちらに向けながらそう言うと、りんごを弄ってる手を、一時止めた。
「うん、まぁ……、 でも、私が元々悪いから。
いつでもいいんだけど、持ってこれない……?
外にも出られない位なのよ……」
「うん、今日は非番だから、………、あ、ちょっと、シュウ、何してんのよ……!」
再び、シュウが、りんごの陰部を弄りだした。
「やめてよ……! あー……、 ごめんごめん……!
じゃあさ、後で持ってく……、ミオナールとアドフィードでいいかな。
ロキソニンも一応届けるから……」
「ごめんね……、彼氏さん来てるのに……」
(ひろ美と、りんごは、お友達だったんだ……)
つか、ばればれだった。
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